とうとうこうなってしまったか・・・。
サラダバーやカレー食べ放題を全面に押し出してファミレス業界に旋風を巻き起こした「ステーキのけん」の元運営会社であるMFSが事業停止し破産するそうです。
数年前はうちの近くにもあったんですけどね。
今はエニイタイムフィットネスになってしまいました。
最初の頃は物珍しかったけど、大手ファミレス・チェーンが同じようなことをして、しかもそちらの方が美味しいとなったら、みんなそっちに行ってしまいますよ。
ちなみに、ステーキガストは私もたまに利用するのですが、そこの食べ放題のカレーはなかなかいけます。
さて、ステーキのけんが有名になったもう一つの理由としては、社長のキャラでしょう。
その名は井戸実。
地元の工業高校を卒業後、寿司屋や店舗開発など、多くの飲食可関連の職業を経験し、ステーキのけんを立ち上げます。
私が井戸さんを知ったのは、ルビコンの決断というテレビ東京の経済番組です。
たまたま見た回が井戸さんを取り上げていました。
ちなみに、再現ドラマの井戸さんを金子賢、奥さんを矢沢心が演じていました。
その番組の最初のシーンが、ボーナスである数百万の札束を重役たちが受け取って、これみよがしに見せるというもの。
ある者は、これでベンツ買おうって言っていました。
そのシーンを見て、なんかこの会社嫌だなあと思いました。
人は見た目で判断してはいけないと言いますが、見た目もチャラいし、中身も空っぽのようでした。
今思うとこういう人間たちが会社を回していたらいずれこうなるよなと。
そんなヤバい連中のトップが井戸さんな訳です。
この人はとにかく何に対しても喧嘩腰。
お客に対しても喧嘩腰。
クレーマーは別として、普通のお客に対して結構最低な発言していましたからね。
人間的に私は好きになれませんでした。
今回会社が破産ということで、言い方悪いですがざまあみろと思ってしまいました。
好戦的な彼をこれから助けてくれる人はいるのでしょうか。
井戸実のその後みたいなものを、フジテレビの『ザ・ノンフィクション』で取り上げてほしいです。
ちなみに、ステーキけんは別の会社が運営しているそうで、井戸さんのときよりも良くなっているかもしれませんね。